危急時遺言を、無効にしてもらいました(愛知県Tさん)
2017年01月26日 カテゴリー:遺産相続
~弁護士北村明美(愛知・名古屋)の企業・相続ブログ~
(愛知県みよし市M.Tさんより)
私も、父の遺言が無効という訴訟をやりました。
弁護士北村さんが一生懸命やってくれて、無効という判決がでました。
その遺言は、公正証書ではなく、危急時遺言というものでした。
父が亡くなる1日前に、病院でS税理士と税理士事務所の事務員2人が来て、S税理士が、父から聞いて代筆したものでした。
長い間音信不通のようになっていた父が入院していた病院へ行き、カルテをもらってみると、父は、すい臓がんで亡くなっていました。
弁護士の北村さんと一緒に主治医の方にお会いし、事情を聞くと、「お父様は、亡くなる2週間前から痛みを止めるためモルヒネを投与していて、亡くなる1日前にコミュニケーション能力はなかったはずです。」と言われました。
そこで、その旨書面にしていただき、勝訴につながったのです。
本当に、ありがとうございました。
その遺言は、私には何もやらない、というものだったのです。
相続、企業問題などのご相談は、相続、企業問題に強い名古屋市(愛知・岐阜・三重)の北村法律事務所 弁護士北村明美(052-541-8111)へ。
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相続は、はやく相続に強い弁護士に相談して下さい。
骨肉の相続争いを、数多く経験してきました。
弁護士を31年やってきてわかったことは、
「相続人が2人以上いれば、相続争いの可能性がある!」
ということです。
兄弟姉妹は、互いにライバルだ。
後妻側と前妻の子
本妻側と愛人の子は、必ず争いになる。
最近は後妻業どころか、32歳年下の男が78歳の資産家の女性を狙って、婚姻届を出させている事件も、手がけている。
遺言は全ての特効薬ではない。遺留分があるからだ。
「登記のために必要だから」と言われて、署名押印した書類を悪用されて、
1円ももらえなくなったという相談もある。
相続争いになりそうになったら、すぐに一度相談に来てほしい。
早ければ早いほど、良い対策を立てることができます。
ブック「女の遺産相続」(NTT出版)著者:弁護士北村明美