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名古屋の弁護士北村明美のリーガルコラム

人生には、挫折やトラブルがつきもの。でも、きちんと対処すれば、かえっていい結果を生むこともある。何もしないで後悔しつづけたり泣き寝入りするのをやめよう。自分のために、できる限りのことをやってあげましょう。

名古屋の北村弁護士事務所

こんにちは。名古屋の弁護士北村明美です。  私も挫折、挫折の人生でした。名古屋大学理学部物理学科素粒子論を卒業しているのに、ノーベル賞の「ノ」の字にもかすらず、コンピューターソフトウエア会社に勤め、30歳過ぎて税理士の勉強をし、簿記論と財務諸表論に合格した後、弁護士の勉強をしたことからだけでも、挫折の人生であったことがわかってしまうのです。

ラッキーなことに司法試験は1回目で合格し、昭和60年に名古屋弁護士会に登録。2年間いそ弁をやり、その後独立。  市民弁護士として、相続、離婚、事故、借金問題、消費者問題(悪徳商法)、企業のトラブル解決、医療ミス事件など様々な問題に悩む方と共に闘い、弁護してきました。

お一人で悩まず、気軽に名古屋の北村弁護士に相談してください。弁護士とスタッフ一同が全 力でお手伝いさせていただきます。

当弁護士事務所は、名古屋城、名古屋地方高等裁判所、名古屋家庭裁判所から 歩いて3分ぐらいのところにあります。当弁護士事務所から名古屋地方高等裁判所や名古屋城の前にある名古屋能楽堂の森の木々が見えます。春は桜、秋は銀杏並木がきれいです。

名古屋の北村弁護士の今までの弁護実績

(1)統一教会に不安を煽られて、高額な印鑑や大理石の壷を買わされた方達 の損害賠償請求事件の弁護
この事件は、統一教会に資力があったため、ほとんどを賠償してもらうことができました。 最近でも、被害に遭う方がいます。 オセロの中島知子さんが今後どのように立ち直っていかれるか、見守っていきます。

(2)名古屋のケイアンドケイという会社等が「アルミ鍋は毒だ。アルツハイ マーになる」等と述べ、30万円〜35万円もするステンレス鍋セットをパーティー商法で売却した事件の弁護
この事件は、名古屋地区の被害者が500人以上あり、警察官の妻、裁判官の母、教師、主婦など様々な方が損害賠償を求めて立ち上がりました。この事件も勝訴的和解をすることができました。

(3)名古屋空港に着陸するときに墜落した中華航空機の遺族や生存者1名の 方々が中華航空とエアバス社を訴えた訴訟の弁護
この事件は、一審の判決を得るために約10年間かかりました。ワルソー条約の壁があり、長い闘いでしたが、法定利率年5%の遅延損害金が計50%ついたので、皆報われました。 長かったので、良い判決を見る前に、癌で死亡した母上もありました。                                合掌

(4)遺言無効事件の弁護
父親が癌で死亡する3日前に弁護士や税理士が立ち会って、危急時遺言(父親は書けないため、弁護士が代筆)が作成されており、その内容は、愛人に2億円遺贈するというものであった。 実の子は、その遺言の無効を争いました。父親は、末期癌であったため、亡くなる2週間ほど前からモルヒネを投与されており、危急時遺言が作成された時期には、コミュニケーション能力すらないと医師が診断してくれ、勝訴的和解をすることができました。 あとで分かったことですが、愛人が、父親の子だと言っていた子どもは、DNA鑑定の結果、父親の子ではないという結論が出ていました。亡くなった父親は愛人に騙されていたのでしょうか。

(5)遺産分割事件の弁護(女性側)
子どもは男が1人、女が5人でした。父親が亡くなった時、まだ母親がいたため、女性達は相続について何の口出しもできませんでした。 長男が父母のものを全て自分のものにするのが当然であるかのように行動していましたが、母親が亡くなった後、女性達は反乱を起こす決心をし、自分達の相続分を求めて、遺産分割の調停と都市再生機構に区画整理で支払われる移転補償金の支払いを求める裁判を起こしました。 女性達の夫も応援してくれ、長男には自宅と都市再生機構から支払われたお金で新しい自宅を建てた分だけをやり、その余の土地とお金は全て女性達が取得する勝訴的和解をすることができました。

(6)亡くなった父親遺産分割事件と母親が死亡した時に争うが起きないよう に予防した事件の弁護(男性側)
相続のページを見て下さい。

(7)離婚事件の弁護(女性側)
夫は、単身赴任で山口県へ行っていました。山口の支社で働く女性事務員と一緒に鳥取砂丘や四国に泊りがけの観光旅行していることが判明しました。 妻は、50代半ばでしたが、離婚を決意。夫と愛人に対して慰謝料請求して、合計で550万円が認められました。財産分与で自宅と預金ももらいました。 妻は50代半ばだったので、経済的な自立がけっこう難しく、迷いに迷いました。 夫の不貞行為で、夫婦間が破綻する事件はたくさん弁護をしました。 最近は、DVも加わることが多いです。

(8)離婚事件の弁護(男性側)
男性側でも離婚事件の弁護をたくさんやりました。 妻が夫の暴力と不貞を主張して、10億円以上の財産分与と慰謝料を請求してきた事件でした。妻は文章がうまく、事実と嘘をおりまぜて書くため、ちょっと読むと暴力などが本当にあったのかと思われました。 妻が請求していた財産分与は、自社株の2分の1の価額でしたが、結婚する前に夫は会社を起こし、100%結婚前のお金で出資していました。
結婚後、税務対策ということで、20%の株式を妻名義にし、その後は会社が大きくなる度に株主割当増資をして夫と妻名義の持ち株が増えていっていました。 そこで、自社株は全てもともと夫のものであり、夫の特有財産(固有財産)なので、財産分与の対象にならない。かえって、妻名義の株式は名義を借りただけのものなので、上場してその株式を売却して妻が得た多額の金銭を夫に返還せよという別訴を提起しました。
結局、妻が夫側に数千万円支払うことで勝訴的和解をすることができました。

(9)交通事故の弁護
交通事故のページを見て下さい。

(10)医療ミスの事件の弁護
先日、大阪の裁判所で和解で解決した事件がありました。担当裁判官が、以前名古屋地方裁判所にいたと述べておられました。そして、電話を下さいました。「北村弁護士がだいぶ前に担当した医療ミスの判決を書いたのは私ですよ。合議事件でしたが、私が判決起案の担当でした。あの頃、先生も若くて元気でしたね。」 さっそく判例タイムズを見てみました。それは、女性器に尖圭コンジローマができ、その治療のために入通院した病院の産婦人科の院長が5FU(フルオロウラシル)という軟膏を塗るように指示した事件でした。 5FUは、健康な皮膚を潰瘍にしてしまい、内陰唇の一部を欠損させてしまいました。その女性はうつ病になるほど悩みました。
自転車に乗ると、痛くて乗れなくなりました。 判決では、慰謝料などとして女性に1397万円、女性の夫に88万円の損害賠償金が認められました。ご夫婦は、涙ながらに闘ってよかったと言っておられました。

(11)会社の事件もたくさん弁護をしてきました。名古屋の北村弁護士は中小企業の味方です。
売掛金請求、請負代金請求など多数弁護してきました。
仮差押が成功すれば早い解決が得られます。
労働者とのトラブルも解決のお手伝いしています。
倒産や民事再生事件の弁護もしています。
民事再生が成功した会社の社長は、1年後にケーキを持ってきてくれま した。「1年前は、会社も潰れ、もう仕事ができなくなるかと思いました。今も仕事を続けていられるので、本当にありがたい。」

(12)過払い金請求事件
過払い金請求のページを見て下さい。

(13)個人の任意整理や自己破産や民事再生事件も多数弁護をしています。

(14)大和証券
A)  AIJが厚生年金基金から預かったお金を消失させていた事件は年金制度そのものの変更を迫るほど大きな波紋を呼んでいます。 2012年4月3日、参院財政金融委員会でAIJ投資顧問の浅川和彦社長らの参考人質疑が行なわれました。
浅川社長は「運用に失敗した事実の責任はあるが、だましたという認識は一切ない」と繰り返しました。 AIJに45億円を運用委託した栃木県建設業厚生年金基金の渡辺理事長は、「運用実績を改ざんし、契約通り運用していなかったのだから詐欺以外のなにものでもない。当初から騙されていた」と批判した。年金基金への営業を担当したITM証券の西村社長は、「浅川社長にだます意思があったかどうかはわからないが、外形上はだましたように見える。運用実績に関する監査報告書について疑わなかったといえば嘘になる」等と述べたといいます。
(4月3日付日経夕刊、中日夕刊)
なぜ参考人招致なのか。手ぬるい。詐欺罪で逮捕してほしいと思っている厚生年金基金は多いのではないでしょうか。
B)  被害金額は数十億円と規模は異なるが、AIJの社長の言い分は、詐欺で実刑となった大和証券の社員によく似ているなと感じました。
大和証券に19年間勤めていたベテラン女性社員Yが、元々の顧客等に対し、「ペイオフは、証券会社には無関係だから銀行に預けるより証券会社に預ける方が安心ですよ。年に1回、特定の顧客にのみあっせんする非公開商品があり、必ず儲かりますから○○円でいいから預からせて下さい。2ヶ月で11%の利息をつけますから。」「大和証券の株が安く手に入ります。ソニーの株が社員用で安く手に入ります。」等と言って勧誘し、数百万とか1000万とかの単位で何十人もからお金を預かりました。
1億円近いお金を預けた人もいました。後にだまされた人は1円も返してもらっていませんでした。 発覚したのは2002年夏。民事訴訟が終わったのは2010年でした。 被害者のうち10名の方から依頼を受け、中村警察に詐欺罪で告訴しに行ないました。告訴人をしぼると、告訴状を受理してくれました。刑事が、数ヶ月かけて膨大な資料をもとにお金の動きを図式化して調べたところ、バブルの時は、株式を買うなどして運用していましたが、バブルが崩壊すると、顧客から新たに預かったお金を他の顧客に返還するものにまわし、自転車操業していたことが判明し、検察官は詐欺罪で起訴してくれました。
刑事法廷で、Yは「だまし取ったつもりはありません。」「うそをついてお金を預かりました。でも約束どおり、本当に最後まで返そうと思っておりました。」と供述しました。AIJの社長と同じですね。 判決は、一審が、初犯でも、実刑6年、二審で5年でした。
名古屋高裁刑事部は、次のような判示をしています。 「外務員としての成績を上げるため、会社からは禁止されていたのに、一定の利益を保証する利益保証の約束や、預かった金員を外務員が自由に運用する一任取引の約束をした上で、金員を預かって株取引を行なってきたところ、いわゆるバブル景気の崩壊に伴う株価の下落によって、顧客から預かった金員が大幅に減少したのに、顧客からは利益金等の払い戻しを請求されるという状況となった。そこで被告人は、これらの顧客に対する払戻金に充てるため、他の顧客から金をだまし取ることを企て、原判示のとおり、架空の金融商品の買付代金等と称して被害者らから金員をだまし取ったというものである。」
民事事件で、大和証券は、「10%以上もの運用益があるはずがない。原告らは、Yが違法なことをしていたことを知っていたはずだ。悪意であるから大和証券に賠償義務はない。少なくとも原告らには重過失がある。」と主張し、原告らの方があたかもYの犯罪に加担したかのように主張しました。
これは、被害にあった厚生年金基金に対しても向けられる主張だと思われます。 しかし、だました方が一番悪いのは明らかです。Yの監督をきちんとしなかった大和証券が悪いのは明らかだと言いたいです。
大和証券では、1991年、会社ぐるみで損失補填をしていた事実が発覚している。社員には重いノルマを課していた。1998年1月にも2000年9月にも同種事件が発覚していたが、顧客に特別の注意喚起をしていませんでした。
名古屋地裁は、和解を勧め、被害者の過失は認めざるを得なかったが、大和証券から相当の和解金が支払われました。Yに対しては判決をもらいました。
Yは、賠償責任を免れようと、事件発覚後、自己破産を申し立てたが、免責は当然のことながら許可されませんでした。約5年間、刑務所で働いたお金のうち10万円を送ってきただけでした。

(15)先物取引
先物取引というものをご存知でしょうか。 商品先物取引所が取り扱っている金や原油やコーヒー豆、トウモロコシなどを売り買いして、将来の一定期日に商品を受け取ることができる権利をやり取りするものです。変動する商品の値段をあらかじめ決めておくものなので、先物取引の参加者は取引をすることによって利益が出ることもあれば損益が生じることもあります。
金利が低い時代には、先物取引にひっかかる方達もたくさんいます。 M社は、主に女性をターゲットにして、勧誘していました。家計を預かる女性たちは、それまでコツコツ貯めてきたお金を証拠金でとられていました。最大で2000万円ものお金を出した人もいました。「儲かってますよ。何枚増やしましょう。」「予想できない大幅な値下がりがありました。今、追証を出してもらわないと全部パーになります。何日までに用意してください。」「リスクヘッジするために両建てをしましょう。」などと若いセールスマンに言われて、次から次へとお金を出したのです。
この事件は、M社の代表取締役や取締役らが詐欺罪で逮捕されてしまいました。 損害賠償請求事件の勝訴判決をもらったので、会社へ動産の強制執行しに行きました。もちろん執行官と共にです。執行官に紹介してもらった鍵屋さんと一緒です。 会社には誰もおらず、執行官の指示の元、鍵屋さんに入口をあけてもらい、さらに金庫もあけてもらいました。腕のいい鍵屋さんで難しい金庫だそうですが、5、6分で金庫のドアは開きました。 その中に数百万の金が入っていたので、執行官に差し押さえてもらったのです。お金も動産なのですね。

(16)賃貸借事件の弁護
賃借人Yはヤクザであることがわかりました。 現在は、暴力団排除条例があるため、そもそもアパートを貸すことができません。しかし、その当時は、条例もなく、貸すときはヤクザだということを知らなかったため、高齢の女性大家は貸してしまったのです。 賃料不払いという事実があれば、大家は、アパートの部屋を退去し明渡せという判決をもらうことができます。
任意に出てくれるよう代理人である弁護士北村から内容証明を出しましたが、Yは、一向に出てくれないので、執行官に頼み明渡しの強制執行をせざるを得ませんでした。
執行官も2度ほどポストにいついつまでに出て欲しいという書面を入れたのですが、Yは応じてくれませんでした。そのため、いよいよ明渡しの強制執行です。段ボール箱をいくつも用意してその部屋に入りました。そのY本人は留守でした。Yが所属している組の組織図が印刷された紙が壁に貼ってあり、いくつかのスーツがハンガーにかけて部屋の中に張った紐にかけてありました。あとは、生活していくのに最小限の電化製品などでした。
強制執行が終わって、ホッとしていたところ、Yから大家さんと私を訴えてきました。部屋に置いてあった代紋と120万円が無くなったから賠償せよという裁判でした。執行官も入って適正に明渡しをやったのですが、代紋も120万円もありませんでした。
でも、恐かったです。 その裁判の1回目には、原告となったYが法廷に出てきましたが、2回目、3回目と原告であるにもかかわらず、出頭せず、裁判は終わりにました。
その間、警察官が、名古屋の北村弁護士を訪ねてきました。「恐喝でYを逮捕したのだけど、恐喝した理由にアパートを追い出され文無しになったからだと言っていますが、アパートの明渡しをしたことはありますか。大家さんは恐がって一切関わりたくないというので、弁護士に事情を聴きたいのです。」  この事件は、代理人として弁護すると、弁護士自身が恨まれたり、訴訟の被告にされたりするという恐怖を味わった事件でした。
弁護士は、決して世間が思っているようないい仕事ではないのです。 相手方からは、必ず恨まれるような仕事です。

(17)セクハラ(セクシュアル・ハラスメント)の弁護
A)  医院に勤めていたA子さんが、職員用トイレで用を足していたところ、上から黒い小さな四角い物が落ちてきました。他の女性従業員に「これなんだろうね」と聞きましたが、すぐには分かりませんでした。ボーイフレンドに見てもらったところ、「これはカメラだ。盗撮されていたんじゃないのか」
そして、5名の女性は、名古屋の北村弁護士に依頼しました。 そこで、医師にどういうことか聞きました。
はじめは、とぼけたり、何でもないと言っていたけれども、結局、盗撮していたことを認めました。女性従業員は、これ以上、盗撮なんかするこの医院には勤め続けられないといい、辞めて再就職を探すまでの保障と盗撮されたかもしれないことに対する慰謝料を十分支払ってもらうことができました。
B) B子さんは、得意先にプレゼンテーションをするために、名古屋支社から金沢の会場まで出張しました。重要な得意先であったため、東京本社の社長と男性部下も同行しました。プレゼンテーションはうまくいき、その夜、ホテルで祝杯をあげました。
社長の部屋ではじめ3人でワインを飲んでいたのですが、酒に弱い男性従業員は先に部屋に戻って眠っていました。B子さんは、3日ほど徹夜でプレゼンテーションの準備をしていたので、いつの間にか、社長の部屋で眠ってしまいました。
午前4時頃、B子さんが股間に痛みを感じてハっと目を覚ますと、自分は洋服を脱がされており、社長が股間に顔をうずめていました。驚いたB子さんは、酔いもさめ、キャーっと叫んで慌てて服を着てホテルを飛び出しました。
幸い、社長は東京本社におり、B子さんは名古屋支社に勤務していたので、数日休んだ後出社はしましたが、ショックは冷め遣らず、今後報復されて給料を下げられたりすると生活に困ります。いい給料をもらっていました。悩んだ末、名古屋の北村弁護士へ相談に行きました。
粘り強い交渉の末、相手が国家資格を有する社長であり、財産もたくさんお持ちだったので、かなりの慰謝料をもらうだけでなく、今後もB子さんは、その会社の名古屋支社に勤め続けることができ、報復行為は一切しないという約束書面を交わすことができました。

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