C型肝炎給付金訴訟 和解
2023年09月21日 カテゴリー:C型肝炎お客様の声, C型肝炎給付金請求訴訟, お客様の声, コラム
A. 出産時に大量出血した方が和解できます(名古屋地裁 民事7部)。
カルテは残っていませんでした。出産したのは大津赤十字病院です。母子手帳には、出血量4400ml、前置胎盤、子宮全摘術などと書いてあり、手術が遅れたら、母親は失血死していたかもしれないケースです。
B.同じ名古屋地裁民事7部に係属している別のケースでは、フィブリノゲン製剤によるC型肝炎訴訟をよく理解して下さった裁判長は、「カルテはない、担当医は生きておられたが認知症でダメ、母子手帳には子宮摘出しているのにそれも書いていなかった」という患者遺族にとって不利な状況で、「フィブリノゲン製剤の投与を認定するので和解勧告をする」と言ってくださいました。誰も証言していない段階でです。
出産した病院は、愛知県瀬戸市の公立陶生病院です。公立陶生病院の院長先生は、よい書面を下さいました。