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コラム

なぜ株式は、半分より多く持たないといけないのか

2016年07月22日 カテゴリー:企業問題, 遺産相続

~名古屋市の弁護士 北村明美のコラム~

 

Q.小牧市のS.Hさんと同じように、私の兄(長男)が会社を私物化しようとしているので、危機感を持っています。
なぜ株式は、半分より多く持たないといけないのでしょうか。(愛知県知多市M.K)

 

 

 

A.上場していない会社では、「わしが社長になる。」と言ってしまえば、発言権の強い人が、代表取締役社長になっていることが多いと思います。
株主総会さえ開いていない会社も、多いのです。
会社法では、株主総会で、取締役を選任することになっており、代表取締役は、取締役会で選任することになっています。
株主総会は、多数決で決めますので、半分より多く持っている人が、自分と、自分のイエスマンを取締役にして、会社を牛耳ることができるのです。
そのため、株式を過半数持っているか、ということは、とても大事なことなのです。
もう少し詳しくお聞きする必要があります。

ぜひ、相続、企業問題に強い名古屋市(愛知・岐阜・三重)の北村法律事務所 弁護士北村明美(052-541-8111)へ、ご連絡下さい。

 

 



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