秘密漏えい 氷山の一角か ―企業で続発、中途退職者関与多く― | 弁護士北村明美 名古屋 北村法律事務所

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コラム

秘密漏えい 氷山の一角か ―企業で続発、中途退職者関与多く―

2017年03月01日 カテゴリー:企業問題, 悪徳商法

~弁護士北村明美(名古屋)の企業・悪徳商法コラム~

 

トヨタ自動車グループの「愛知製鋼」の営業秘密を漏らしたとして、愛知県警は、2017年2月23日、元役員と元社員の男2人を逮捕した。

企業の製品情報など、営業秘密の流出は近年、相次いで発覚している。

「明るみに出た事件は、氷山の一角」との指摘もあり、各企業は、営業秘密を漏らさない情報管理や社員教育の徹底を迫られている。

 

例えば、最近(2007年~2016年)の企業の秘密漏えい流出元の例は、

・デンソー 産業ロボの図面

・ニコン 可変光減衰器用部品

・三菱重工 原発プラントの設計情報など

・ヤマザキマザック 工作機械の図面情報

・新日鉄住金 方向性電磁鋼板技術

・ヨシツカ精機 エンジン部品プレス機の設計図

・東芝 フラッシュメモリーの製造技術

・日産 車の販売計画など

・日本ペイントホールディングス 塗料製品のデータ

 

などがある。

 

漏えいの多くは、「中途退職者による漏えい」とも指摘される。

経産省の2012年の調査によると、漏えい事案の5割強が、中途退職者によるものだった。

一方で、営業秘密の管理に積極的に取り組んでいる企業は多くなく、国は、各偉業に対し「秘密情報と開示してもいい情報とを区分し、秘密情報については厳重に管理すべきだ」と呼びかけている。

 

引用:中日新聞 夕刊 2017年2月23日

 

 

 

企業秘密の漏えいには、気をつけましょう!



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