相続関連の民法改正について
もうすぐ民法の大幅な改正が行われます。それに関連して、相続に関する規定も大きく変わることになります。
では、今回は何が変わるのか、ざっとみてみようと思います。
第1.遺言について
1.自筆証書遺言の方式緩和
2.自筆証書遺言の保管制度
第2.遺産分割について
1.配偶者保護
2.預貯金の仮払い
3.分割前に処分された財産の扱い
第3.遺留分について
1.遺留分減殺請求の効力等の見直し
2.遺留分の算定方法の見直し
第4.相続人以外の者の貢献(特別寄与料制度)
第5.配偶者居住権創設
以上のように、ざっと見ても、相続関連でも5つの分野にわたり大きく変わることが分かります。
次回からは、それぞれについてのおおまかな内容を確認したいと思います。