夫と離婚して家を出たい。家のローンの残りを、私の分まで夫に支払ってもらいたいです。(愛知県Sさん)
2017年01月06日 カテゴリー:離婚問題
~弁護士北村明美(愛知県名古屋市)の離婚相談ブログ~
(愛知県瀬戸市在住N.Sさんより)
Q.学生時代に恋愛をして、夫と結婚をしたのですが、夫の自己中心的で細かいところが、だんだん目につくようになり、離婚したいと思うようになりました。
何度も話し合いをした末、夫も離婚してやると言うようになりました。
そこで問題なのが、4年前に買った一戸建ての家です。
4年前、一戸建ての家を4000万円で買いました。
その時、夫の父が1000万円頭金を出しましたが、夫の父の持分はありません。夫が4分の3、私が4分の1の持分で、お互いローンも支払ってきました。
私は、正社員で、年収500万円ほどあります。
夫は、年収650万円くらいです。
私は、家はほしくありません。
夫にあげてもいいので、ローンの残りは払ってもらいたいです。
でも、夫は、「この家は、オーバーローンだから、自分がもらっても損だ。」等と言い、家のことで話合いがとん挫してしまいました。
どうしたらいいでしょうか。
A.まず、その家が今いくらで売れるのかの査定をしてもらって下さい。
ただで査定をしてくれる業者は、何社もあります。
本当にオーバーローンになるのか、オーバーローンではなく、売ればいくらか残るのかを知った上で、話し合いをした方がいいと思うからです。
また、本当にあなたも夫も家がいらないのであれば、売却して解決するしかありません。
今、自宅の土地建物がいくらであるかがわかれば、夫は、もしかしたらその土地建物をほしがるようになるかもしれません。
どうしても2人の話合いがつかなければ、ぜひ、相談に来て下さい。
離婚などについての相談がありましたら、離婚・男女問題に強い名古屋市(愛知・岐阜・三重)の北村法律事務所 弁護士北村明美(052-541-8111)へ。ぜひ、ご連絡下さい。
離婚・男女問題に強い弁護士に、相談してください。
北村明美弁護士が弁護士を31年間やって、わかったのは
「愛は永遠ではない!」
ということです。
「一生愛しますという言葉は信用できない!」
ということです。
狂おしく燃えて、求め合って、一緒になった2人なのに、なぜ人は妻以外の人を、好きになってしまうのでしょうか。
今や離婚する人は、多数派になりつつあります。
離婚して実家に戻っても、出戻りとは言われません。かえって年老いた父母が娘と跡継ぎの孫が来てくれたと言って、喜んだりします。
離婚しても世間から白い目で見られることはなくなり、母子家庭であれば社会福祉の援助が受けられる時代になっています。
夫の不貞・夫の暴力に、耐えて、耐えて、うつ病になるより、新しく自分の人生を切り開きましょう。
離婚を考えたら
①慰謝料
②財産分与
③子供の親権者
④養育費
⑤離婚が成り立つまでの生活費(婚姻費用)
など、大切な問題がありますので、できる限り早くご相談ください。