遺産相続|遺言の例 | 弁護士北村明美 名古屋 北村法律事務所

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遺言の例

自筆証書遺言の例

名古屋太郎は名古屋株式会社のオーナー社長。妻と子二人がいます。
会社の後継者は長女一子とし、妻の老後の生活も安定したものにしておきたい、長男は遠くで別に生計を立てているので遺留分ぐらいを相続させればよいと考えています。
事業の後継者には、自社株式の少なくとも51%以上所有できるように配慮し、事業のために使用している不動産も相続させておく、また、妻の老後は、住居と生活資金によって安定させようと考えています。

遺言書

遺言者名古屋太郎は、この遺言書により次のとおり遺言する。

1.長女名古屋一子は名古屋株式会社の後継者としてその事業経営をしてもらうため、次の物件及び株式を相続させる。なお、本遺言の効力発生前に受遺者一子が死亡した場合、一子の長男一太郎に相続させる。

  • (1)名古屋市西区・・宅地605平方メートル(会社事務所の敷地)
  • (2)・・・
  • (3)
  • (4)名古屋株式会社の株式○○株

2.長男名古屋雄太郎には現住居の住宅資金○○円を贈与してあるので次の物件を相続させる。

  • (1) ・・・

3.前記第1、第2項以外の財産はすべて妻名古屋花子に相続させる(居住用不動産を含む)。

4.この遺言の遺言執行者に弁護士○○○○(愛知県弁護士会所属所属)を指定する。

平成○○年○月○日
遺言者 名古屋太郎  印

公正証書遺言の例

遺言者には長女、ニ女、長男の3人の子どもがいるが、長男は精神薄弱者である。
この子が生活に困らないように近くに住む二女に託していきたいと思っている。
幸い、夫が残してくれたものと自分が働いて得た財産があるので、この公正証書遺言を作成した。

(平成○○年)第○○○○号

遺言公正証書

当公証人は、遺言者岡本綾の嘱託により、証人○○○○、△△△△の立会をもって、左の遺言の趣旨の口述を筆記し、この証書を作成する。

第壱遺言者は二女A(昭和○○年○○月○○日生)に下記不動産と預金を相続させる。受遺者Aは、受益者である遺言者の長男Bに対して、同人が生存中、その生活費として月額金壱拾五萬円ずつを毎月末日限り支払うものとする。

  • 1、 東京都○○区××××
      宅地206.80平方メートル
  • 2、 ○○銀行××支店の遺言者名義の定期預金
      ××銀行△△支店の遺言者名義の定期預金
      口座番号○○○○

第弐遺言者は△△△△を遺言者の長女C(昭和○○年○○月○○日生)に相続させる。
第参遺言者は前第壱及び第弐記載の財産を除くその余の財産はすべて遺言者の長男Bに相続させる。

第四遺言者は祖先の祭祀を主宰する者としてニ女Aを指定する。

第五遺言者は次の者を本遺言の執行者に指定する。

この遺言の遺言執行者に○○弁護士会所属△△△△を指定する。

  • ○○市□□区□□町□丁目 □□番地の□
  • 弁護士
  • 遺言執行者 ○ ○ ○ ○
  • 昭和○○年○月○○日生
  • 本旨外事項
  • ○○市△△区△△町△丁目△△番地
  • 無職
  • 遺言者 ○ ○ ○ ○
  • 昭和○○年○月○日生

上記遺言者Aは、当公証人と面識がないので、法定の印鑑証明書を提出させて人違いでないことを証明させた。

危急時遺言の例

Mは病気療養中だったが、病状が急に悪化。嫡出でない子どもLのことなどが気がかりで、言い残したいことがあると言う。しかし、自分で遺言を書く力はない。
公証人を呼び寄せて公正証書遺言を作成する時間的ゆとりもない。
そこで、身内の人には病室から出てもらい身内ではない3人の証人が残った。
Mは、遺言の内容を3人に口頭で述べ、証人の一人が筆記した。MはLの存在を妻や長男に秘密にしていたが、自らが死亡した後に争いにならないよう配慮して、このように遺言したと繰り返し述べ、3人の証人にくれぐれもよろしく頼むと細い腕を差し伸べた。

遺言書

遺言者○○県△△市・・・・ Mは、病気療養中のところ、重体に陥り死亡の危険が迫ったので、平成6年8月1日午後6時××病院において後記証人3名立会いの上、証人Sに対し、次のとおり遺言の趣旨を口授した。

1.L(昭和60年11月12日生)は遺言者とPとの間の子であるから、これを認知する。

2.Lに次の財産を相続させる。

  • (1) 愛知県○○市△△……の××マンションの1001号室の土地建物(現在、PとLが居住している)
  • (2) ○○銀行△△支店の預金すべて

3. 長男Qには、次の財産を相続させる。

  • (1) ・・・
  • (2) ・・・

4.妻Rには、前2項及び3項を除くその余の財産をすべて相続させる。

5.この遺言の遺言執行者に○○弁護士会所属△△△△を指定する。証人Sは右遺言を筆記して遺言者及び他の証人に読み聞かせ、各証人はその筆記の正確なことを証人して左に署名押印した。

平成○○年○月○日
○○県△△市・・・・・・
 証人   S      印
○○県××市・・・・・・
 証人   T      印



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