名古屋の弁護士事務所 北村法律事務所

名古屋で弁護士に相談するなら北村法律事務所へ。B型肝炎訴訟、相続、交通事故、離婚など、お気軽にご相談下さい。

コラム

【C型肝炎】ご連絡ください。

2019年06月12日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟, コラム, 肝炎

 富山県高岡市五十嵐産婦人科博医館ホスピタル)で

 出産などをしたときに、出血多量があって、

 C型肝炎になっている方は、是非ご連絡ください。

 

 いい先生が助けて下さる可能性があります。

【C型肝炎訴訟】 相談料・着手金 原則無料!!

2018年12月06日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟, コラム

C型肝炎のご相談は、原則無料でお受けしています。着手金も原則無料です。

必要な費用は、実費のみで、成功報酬型ですので、安心です。

 

ぜひ、

052-541-8111
カルテのないC型肝炎訴訟 名古屋弁護団団長
北村法律事務所 弁護士北村明美

に、ご連絡下さい。

【C型肝炎訴訟】 東京女子医大で手術をしてC型肝炎になられた方はいらっしゃいませんか?

2018年11月30日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟, コラム

東京女子医大で手術をしてC型肝炎になられた方はいらっしゃいませんか。
手術記事など残っていることがありますので、ぜひ、ご連絡下さい。
勝訴的和解が出来そうな方もいらっしゃいます。

【C型肝炎訴訟】「名古屋の和解で、私もまた頑張ろうと思いました」 三重県 H.Kさん

2018年11月20日 カテゴリー:C型肝炎お客様の声, C型肝炎給付金請求訴訟, お客様の声, コラム

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病院も医師もいなくなり、どうにもならないと悲観していました。
この記事を見て、また頑張ろうと思いました。

読売C型肝炎和解記事

【C型肝炎訴訟】「名古屋の和解のおかげで少し道筋がみえてきました」 東京都 R.Sさん

2018年11月19日 カテゴリー:C型肝炎お客様の声, C型肝炎給付金請求訴訟, お客様の声, コラム

私の場合もそうだけど、担当してくれた医師が亡くなっているし、病院はカルテを廃棄してしまっています。
どうしたらよいか、担当してくれている弁護士の先生も悩んでいました。
この和解のおかげで、少し道筋がみえてきました。

日経新聞電子版C型肝炎記事

【C型肝炎訴訟】「名古屋地裁で和解できたとの記事を見ました」 北海道 A.Wさん

2018年11月16日 カテゴリー:C型肝炎お客様の声, C型肝炎給付金請求訴訟, お客様の声, コラム

北海道新聞の記事(電子版 H30.11.15 01:13更新)を読みました。

名古屋地裁で、フィブリノゲンの投与について「医師の証言がない」場合でも、和解できたというものでした。
私の亡くなった母についても希望が出てきたとうれしくなりました。

北海道新聞電子版C型肝炎記事

【C型肝炎訴訟】 和解的勝訴ができる! 愛知県 M.Kさん

2018年11月13日 カテゴリー:C型肝炎お客様の声, C型肝炎給付金請求訴訟, お客様の声

ありがとうございます!

亡妻の薬害C型肝炎訴訟が、ようやく勝訴的和解ができると連絡をもらいました。

和解の日は、明日(2018年11月14日)です。

妻は、C型慢性肝炎から肝硬変・肝不全へ病状が悪化し、平成26年に亡くなりました。

C型肝炎に感染した原因は、出産時のフィブリノゲン製剤の投与です。

この度、「和解できます。よかったですね!」と弁護士北村明美さんから連絡をもらい、とてもうれしいです。

北村法律事務所の弁護士北村明美さん、本当にありがとうございます。

C型肝炎訴訟 カルテが残っていない薬害C型肝炎患者の闘い(29)

2018年10月22日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟, コラム

C型肝炎訴訟 カルテが残っていない薬害C型肝炎患者の闘い(29)

 

リーガルコラムに書かしていただくのもこれが最後である。

2013年からは、C型肝炎訴訟を中心にして書かせていただいた。

1.私はB型肝炎訴訟の代理人もやっているが、必ず証人尋問を要求されるC型肝炎訴訟に比べ、B型肝炎訴訟は証拠書類さえ集めれば証人尋問をせず和解ができるので、簡単だと思っていた。

従前は、提訴してから半年くらいで和解ができた。

ところが、1年ほど前から、和解上申書が来るのがすごく遅くなり、提訴してから1年、酷いと1年半以上かかることもあるようになった。しかも、追加資料の要求が増えてきた。原告が提出した証拠資料をチェックする国の人たち(ノンキャリアが主)は、マニュアルを四角四面に受けとり、「診断書や血液検査結果を取りに行っただけの日でも医療記録が作ってあるはずだから、医療記録を追加で提出せよ」とか、亡くなっている兄についてHBc抗体の血液検査結果を要求してきたり、今まで見たことも無い理由をつけて追加資料を要求するようになってきたのである(HBs抗原しか調べていない病院が多いので、亡くなっている人のHBc抗体の検査結果がないことがほとんど。)。

実は、C型肝炎訴訟においても、国からの和解上申書が、2017年4月、国代理人が代わってからは、全くといっていいほど、提出されなくなった。医師の尋問をして、確実にフィブリノゲン製剤を使ったと証言してもらったケースですら、9ヶ月経っても和解上申書が出されていない。

2.国はどうかなってしまったのか。

B型肝炎訴訟については、40万人以上、原告になる人がいると予想して、その人たちの賠償金分が基金として確保してあると聞いたことがある。初めの頃、国代理人は「提訴する人が予想より少ないね」と言っていた。

C型肝炎訴訟についても、少なくても1万人くらいの基金が確保されているのではないかと考えていた。

ところが、なぜこんなに出し渋るのか。

ひょっとして、長引く一党独裁の中で、基金を他に流用しようとしているのではないかという心配さえしている。財務省も厚労省も平気で嘘をつく。文科省等も収賄のような接待を受けている。障害者の雇用については、各省とも平気でごまかしている。

基金にどれだけお金があるのか、調べるすべはないだろうか。

3.肝炎訴訟の話をすると、つい暗くなりがちであるが、一つだけ良いことがあった。

なんと、カルテが残っていない名古屋弁護団に依頼してくれた人の中に、カルテが残っている人がいたのだ。

ファロー四徴症の方である。昭和54年、心臓の手術をする際、フィブリノゲン製剤を投与されたことが手術記録等に明確に記載してあった。

昭和54年のカルテが残っていたのは、T大学病院である(問題の噴出している東京医科大学ではありません。)。

手術記事を読解するのに苦労したが、私の作成した投薬証明書案を送って、間違いが無ければ大学と医師名で署名押印してほしいと頼んだところ、時間はかかったが署名押印してもらえた。

フィブリノゲン製剤を投与したことが書いてあるカルテがあると、こんなにも楽なのかとつくづく思わされる。

いわゆる統一弁護団は、カルテが残っていたり、投薬証明書を書いてもらった事件を中心に2000件以上やってきて、カルテが残っていない人や医師が証言してくれない人たちに対しては、返答も出さなかったり断ったりしてきた。

統一弁護団に断わられた方たちが泣きついてきたのを、再度調査して今回はたまたまカルテが残っていたのである。

4.C型肝炎で29回書かせていただいてきたが、実は書けない事も沢山ある。

書けないことがいい結果を生み、皆さんに報告できるといいなと願って、この筆を置きます。

C型肝炎訴訟 見つかった手術記事

2018年07月27日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟

39年前の手書きの手術記事が見つかった方がいます。

フィブリノゲンと書いてある手術記事です。

こういうケースもありますので、手術をされた方は、手術記事が残っていないか、粘り強く病院に聞いてみて下さい。

C型肝炎訴訟 カルテが残っていない薬害C型肝炎患者の闘い(28) ~新しい裁判長はなんかすごい~

2018年06月12日 カテゴリー:C型肝炎給付金請求訴訟, コラム

C型肝炎訴訟 カルテが残っていない薬害C型肝炎患者の闘い(28)  ~新しい裁判長はなんかすごい~

 

薬害C型肝炎訴訟は、フィブリノゲン製剤等の止血剤を投与されたという立証が必要なため、カルテの無い場合、極めて困難な訴訟となっている。

以前、エリート街道を歩き、鯉の滝登りのように出世しているF裁判長の民事○部に係属して困った、どうしようということを書かせていただいた。

2018年5月、○部で裁判期日が開かれた。なんと、裁判長も左陪席も代わっているではないか。後で調べたところ、エリートF裁判長は、名古屋高裁事務局長になっておられた。最高裁の司法行政から2016年4月1日に名古屋高裁に戻り、その後、名古屋地裁の部総括になって、DV偽装事件で、妻がDVであると主張したのは虚偽であり、それを見逃した愛知県にも違法があるとして、妻と愛知県に異例の賠償責任を認めた判決、高配当をうたい社債販売した投資会社役員に対し賠償責任を認める等の判決をして、わずか2年で、司法行政に戻っていったのである。

代わりに来た裁判長はどんな方だろう。エリートではない普通の裁判長ならいいなと思っていたが、なんかすごい裁判長であった。

原告Aさんは、出産の際、大量出血でフィブリノゲン製剤が使われたと思われるケースであったが、43年前のことなので、カルテは残っておらず、出産に立会った医師も既に亡くなっており、その息子さんである医師も既に亡くなっていた。孫である医師が今は有名大学の教授となっておられ、その産婦人科教授が生存していた父医師と相談して、母子手帳に「輸血1000cc、輸液1500ml」等と書いてあるのを見て、こういう状況であればフィブリノゲン製剤を使った可能性が高いという書面を作成してくださったのである。

新裁判長が、「もっと詳しく書いてもらえませんかね。確実に使ったというようなものを書いてもらえませんか。」「あとは、証人尋問くらいしかないんですか」等と言うので、唖然とした。

担当医師の孫医師は、その当時、医師でもない幼い子供だったので、その病院の当時の方針からみれば、フィブリノゲン製剤を使った可能性が高いと書いてくれるのが精一杯なのだ。証人になってもらえるのなら、そんなありがたいことはないのである。

C型肝炎特別措置法の趣旨も、これまで民事4部で積み重ねてきた訴訟のやり方も、全く理解していない、効率だけを考える裁判長のように感じられた。

また、こちらからは国に対して証拠提出命令の申立をしていた。新裁判長は、対象物の特定が十分なされていないと散々ケチをつけ、排斥しようとした。国代理人のほうが慌てて立ち上がり、「こちらでも出せるものはできる限り出しますので・・・」ととりなしてくれた。

非常に焦った原告弁護団は、スマホを頼って新裁判長を検索してみた。(東大卒、ある大きな訴訟で、原告らがそれまで毎裁判期日に意見陳述をしてきたにもかかわらず、新裁判長になったら、「意見陳述は必要ない」という訴訟指揮をした。それに対して、多くの批判がなされていた。)

裁判官によって、勝てるものまで負けてしまうことがあることを見聞きしているし、自身も経験している。

さぁ、どうしたものか。悩みは深い。

元々、カルテの無いC型肝炎訴訟は、名古屋地裁の医療専門部である民事4部で約5年間訴訟してきたという経過がある。民事4部と民事○部の2つに係属すれば、無駄な労力を被告国もかけられるし、訴訟指揮や判決が異なってしまうと国としても好ましい状況ではないと国代理人も考えている。すべてを医療専門部である民事4部で審理することが正しい道なのである。



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